国道156号線(いちころ)

岐阜の道はいろいろあれど、大動脈はやはり国道21号線だと思うのです。それに繋がる国道156号線もなかなかの道路です。富山県まで繋がっていますからね。

国道156号線とは

話の始まりは、岐阜市の南部、お隣の岐南町にある国道21号線と国道156号線の立体交差からです。以前、岐阜県と富山県の県境の156号線は、道幅の狭い危険なところだったため、数字の語呂合わせもあって、156号線を地元では「いちころ」と言います。岐阜市を走る国道156号線は、岐阜市の東部を通り関市へと抜けます。その後、美濃市や徹夜踊りで有名な郡上八幡市を通り、鷲ヶ岳やひるがの高原などのスキー場を通り、合掌造りで世界遺産となっている白川村へと通じています。そう、国道156号線は岐阜県の観光名所を通る道なのです。

上印食交差点

では、国道21号線との立体交差部分を北へ進みましょう。立体交差から次の交差点に近づくにつれて、沿道には飲食店が多くなります。交差点は「上印食」と言い「かみいんじき」と読みます。難読地名の1つです。この上印食交差点の南東角にマクドナルド岐南店があるのですが、売上が好調なマクドナルドさんだからでしょうか、休日のお昼時は駐車場やドライブスルー待ちの車が路上に溢れ、店舗北側の道路と156号線の3車線のうち第一通行帯(一番左の車線)を塞ぐ事態になっています。結構迷惑な状態になっていますので、ランチタイムにここを通るときは気を付けてください。ちなみに、我が家はマックから南に2件隣のラーメン屋さんにたまに行きますが、駐車場の入り口が塞がれててしまうのですよね。

上印食交差点

入舟町5丁目交差点

 マクドナルドを過ぎて、さらに北上すると線路の高架が見えてきます。これは、名鉄各務原線です。これを通りすぎると、今度は国道156号線が高架になって、JR高山線を乗り越えます。そうすると見えてくるのが、入舟町5丁目交差点です。この交差点は混雑します。3車線のうち右側2車線に車が集中しているので、なんでだろうと思うと、第一通行帯(一番左の車線)は左折専用レーンになるからなんです。そして、ここを左折すると、名鉄岐阜駅とJR岐阜駅方面に行けます。その途中にはさかい珈琲もありますよ。右折すると、岐阜県下でも有数の総合病院である岐阜県総合医療センターが近くにあり、各務原市へ通じています。

入舟町5丁目交差点

岩戸トンネル

さて、入舟町5丁目交差点を過ぎると岩戸トンネルに向かうため、道路は登り坂となります。この直前に側道への入り口があるのですが、金華山ドライブウェイへ行きたい人はこちらへ行ってください。柳ケ瀬方面へ行きたい人もこちらへ行きましょう。関方面や長良方面へ行く人はこのまま直進です。岩戸トンネルに入る直前は岐阜城が間近に見えますから、この景色を楽しんでください。トンネルを抜けると、すぐに鵜飼大橋への分岐があるので、そちらに行く方は2車線のうちの左車線に早めに入りましょう。

入舟町5丁目交差点通過直後

 岩戸トンネルを抜けて、鵜飼大橋への分岐を過ぎるとすぐに、2車線が1車線になります。国道21号線との立体交差から鵜飼大橋への分岐まで沿道にコンビニはないのですが、分岐を過ぎて次の舟伏山トンネルまでにコンビニが3つ、セブンイレブン、ファミリマート、ローソンの順にあります。最初のセブンイレブンの前あたりで2車線が1車線になります。ここは、コンビニに寄るためや脇道を左折するために減速する車と車線が減るために合流してくる車が重なるところで、気を付けないといけないところです。運転には気を付けましょう。この続きはこちらです。