岐阜発祥?岐阜に縁のカフェ元町珈琲

コメダ珈琲の店舗数には到底及ばないものの、私の大好きなコーヒーチェーンが元町珈琲です。今回はそのお話です。

お店の特徴

元町珈琲は、コーヒーと店舗にこだわったお店作りがセールスポイントのコーヒーチェーン店です。店舗は○○店とは表記せず○○の離れと表記しています。お店のホームページによれば、異国情緒を感じる洋と和の融合をコンセプトにした独創的な建築アートを採用しており、客にとってお気に入りの第二の自宅のようになってほしいとの願いを込めて「離れ」という名称を各店名につけているそうです。私がよく利用する「岐阜北一色の離れ」では座敷席があります。畳のお部屋は乳幼児を連れてきやすいですから、キッズルームの代わりにも使えますね。その他に2人掛けテーブルから6人掛けのテーブルまであり、一人でも大人数でも対応可能なのです。さて、この元町珈琲、当初はさかい珈琲の運営会社が始めたものなのです。私の記憶が確かならば、岐阜北一色の離れができる前は、ここにさかい珈琲がありました。その後、元町珈琲の事業は売却されて、今に至るそうです。今の運営会社は東京に本店があり、都道府県別店舗数は愛知県がトップなのに、ホームページの店舗案内では岐阜県の店舗がトップで紹介されています。縁のある岐阜にリスペクトしてくれているのかしらなんて思うのは考えすぎですかね。

コーヒー

お店自慢のコーヒーは、日本人が最も好むとされる「コクのある味と香りを醸す特徴」をテーマにしたオリジナルブレンド(490円)です。このブレンド、私は結構好きなんです。ゆったりまったりしたいときは、このLサイズを注文します。最も気に入っているのは、カフェインレスのコーヒーがメニューにあることです。さらにカフェインレスカフェオレまであります。カフェインレスコーヒーもカフェインレスカフェオレもLサイズがあるんですよね。なんてありがいたいことでしょう。このほかに、コーヒープレス(フレンチプレス)で淹れたコーヒーもあります。コーヒープレスで提供される珈琲は量も多いので、お値段お高めですが、コーヒープレスで提供される珈琲は珍しいので興味のある方はお試しください。コーヒーといえば豆菓子ですが、ここの豆菓子もおいしくて私好みのです。

フレンチプレス

モーニング

モーニングサービスの時間は、開店から11時までです。基本のサービスモーニングは、飲み物の代金にトーストがついて、さらにゆで卵、キャラメルホイップ、十勝小倉あんの中から1つ選ぶことができます。さらに、豪華なモーニングとしたい場合は、追加料金をプラスしていきます。エッグベネディクトは、ミニサラダとプチスイーツがついてきて、追加料金は400円です。アーモンドトーストのモーニングセットには、ミニサラダとプチスイーツにさらにキャラメルホイップがついてきて、追加料金は400円です。プレミアムモーニングセットは、ゆで卵、ミニサラダ、プチスイーツ、ベーコンがついて、さらにパンはトーストかマフィンか選ぶことができます。これだけついて追加料金は290円です。このプレミアムモーニングセット、朝9時までに注文すると追加料金が220円で済みます。早得モーニングとしてテーブルにメニューがあるのですが、たまにそれにつられて頼んでしまいます。追加料金を払えば、トースト、マフィン、十勝小倉あん、イチゴジャム、ゆで卵、ベーコン、ミニサラダなどなど追加できるので、自分好みのモーニングを楽しむことができます。

プレミアムモーニング

私は、基本のサービスモーニングにミニサラダを付けることが定番です。コーヒーチケットで追加料金を支払えば、550円くらいですみます。とすると、他のお店のモーニングと、遜色ないんですよね。モーニングの競争が激しい岐阜では、正直言ってサービスモーニングは見劣りがします。でも、私としてはこれでいいのではないかと思います。私が子どもの頃のモーニングって、どこもこんな感じでした。トーストとゆで卵が定番だったのです。たった500円くらいで、さらにサラダやデザートつけていたら、お店はやっていけません。追加料金でアレンジしていくのは、いい方法だと思います。客側は、コーヒーチケットを購入して節約しましょう。こちらのお店では、たまにチケットの特売をしていますから、それを狙って購入するとよいでしょう。

サービスモーニングと追加のミニサラダ

フード

フードメニューはランチタイムの始まる11時から提供されます。サンドイッチとスパゲティーとドリアがあります。元町珈琲で提供されるパンは、運営会社が経営しているパン屋さん麻布十番モンタボーのものが使われています。お店自慢のパンメニューを1度味わってください。モーニングにも提供されていますよ。ランチは、フードメニューにドリンクがついて、単品で頼むよりお安くなるように価格設定されています。こちらも、季節ごとに限定メニューが登場するので、楽しみにしてください。

ロースカツサンド
ナポリタン

デザート

ティータイムにつきものなのがデザートです。デザートといえばケーキですよね。元町珈琲のケーキの中で私が好きなのが、ロールケーキです。ふんわりとした生地に甘すぎない生クリームがたっぷり入って、コーヒーのお供に最高です。ちょっと遅めのティータイムに行くと、売り切れていることもしばしばあります。そのほかに、パフェやそふとくりんという名前で、コーヒーカップにソフトクリームを入れて、フルーツソースやあんこを盛り付けたプチデザートもあります。また、シフォンケーキをアイスやフルーツでデコレートしたシリーズもあります。さらに、季節限定のデザートも登場するので、選ぶのが楽しいですよ。

ロールケーキ

デザートというにはデザートらしくないのがフライドポテトです。メニューでは「さくさくポテト」と名付けられているのですが、これ、ティータイムに頼んでいる男性が多いのです。モーニングの時間帯から注文できるので、モーニングの時間から追加注文している人もいます。隠れた人気商品なのでは?と思っています。

さくさくポテト

紅茶もおいしい

店名が元町珈琲だから、コーヒーだけかと思ったら大間違いです。紅茶も大人気です。と言っても私はお店では飲んだことがありません。それじゃあ分かるわけないでしょうと言われそうですが、ポットで提供される紅茶を飲んでいるお客さんをたくさん見ているのでそう言えるのです。お店では飲まないものの、実はここで売っている紅茶のティーバックはたまに買います。職場で飲んでいるのですが、ティーバックのわりに紅茶の味がしっかりして美味しいんです。ハーブティーに、ゆず茶、ルイボスティーもあります。コーヒーや紅茶だけでなく、ソフトドリンクも充実しています。黒ゴマオレなんてのもあります。

所在地

お店は岐阜市の東部、岐阜県総合医療センターのそばにあります。店内から北側の形式を一望できるのですが、金華山と岐阜県医療総合センターがよく見えます。また、お店の周辺はカフェが多くてカフェの激戦区と私は思っています。店舗の斜め向かいにも、東側にも道路を挟んで1件空けてさらにカフェがあります。歩いていけばそんなに近くないものの、車で行けばすぐ近くにきこりカフェひぐちもあるんです。そんな激戦区で頑張っているお店です。全都道府県に必ずあるというわけではないので、岐阜に来たら立ち寄ってみてください。岐阜北一色の離れは、国道156号の入舟町5交差点から東に直進し、最初の信号交差点である前一色西町交差点の北西角にあります。

住  所 岐阜市北一色4丁目13-5

電  話 058-259-3533

営業時間 午前7時30分から午後8時まで(ラストオーダー午後7時30分)