私が家族や友人と利用することの多いお店を紹介します。それはグリルばくろです。焼肉で有名な馬喰一代さんのグループ店でステーキのコースを主体とするお店です。飛騨牛を中心とした和牛ステーキのお店です。お店の正面には牛の銅像がお出迎えしてくれます。竹林のアプローチを抜けると古民家を利用したお店が現れます。別世界へ誘う演出が私のお気に入りです。
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私と馬喰一代
私が子どものころ、小学生になってからだと思うのだけれど、長住町6交差点近くに「フカオ」というお肉屋さんがあって、そこはステーキも提供するレストランを併設していました。後にも先にも1度だけ父がそのお店に連れていってくれました。その後は全く連れていってくれない父を、母が何度も嘆いていたものです。母がその度に「フカオ」「フカオ」というので、私の記憶にはその名前が鮮明に残りました。でも、大人になるにつれ、あのレストランがないことに気づいたので、「フカオ」というお肉屋さんとレストランはつぶれたのだと思っていました。時がたって、父と母を連れて焼肉店のばくろ一代に行ってお店の外に会社名の中に「深尾」の文字を見つけたときは、もしかして・・・!?と思いましたね。私よりも15歳くらい年上の方にこの話をしたところ、同一のお店じゃないかと言ってもらえたので、さらに確信しました。そう、ここは母の憧れのお店だったのです。
看板メニューの季節野菜ガーデンサラダとスープ
メニューは、メインの飛騨牛の部位を選んで、コースかセットか選ぶ方式です。部位によってお値段が変わってきます。セットは、サラダとごはんとお味噌汁のついたお得に飛騨牛を味わえる内容です。季節野菜ガーデンサラダが最初に出てくるのですが、これが結構なボリュームなのです。約30種類の野菜が使われているからなんですが、すでにお腹がいっぱいになってしまいそうです。いくつものソースが添えられて、お店の方が1つずつ説明してくれるので、最初は、これがゴボウのソースか、こっちはニンジンのソースね、なんて食べますが、そのうちどれがどれだか分からなくなるというソースなのです。最後まで、ソースを覚えていられる人はいるかしら?
夏の時季に提供されるのが桃のスープです。これが絶品で、これを食べるだけでも価値があります。
飛騨牛ステーキ
お肉は、赤身、ロース、ヒレ、シャトーブリアンから選びます。お肉は本当に美味しいです。年齢を重ねると、あんなに大好きだった肉の脂が、あまり食べられなくなってしまいます。だから、コースで提供されるお肉の量が私にはちょうどいいのです。お肉は100gと150gから選ぶので、たくさんお肉を食べたい方は焼き肉の馬喰一代のほうへ行きましょう。ランチにはハンバーグもあるのですが、食べたことがありません。だって、ここへはステーキを食べに来るのですから。付け合わせは、さつまいものマッシュポテト、ステーキの奥にはにんにく、ブラックペッパー、粒マスタード、ワサビが添えてあります。私のおすすめは、粒マスタードとわさびです。
お肉といっしょに出されるのが、もちろんご飯です。こちらもお店ご自慢の品で、お釜で炊いてくれています。岐阜市産のお米を使っていて、お店は、岐阜市から「ぎふ地産地消推進の店」として認定されています。そして、最後はもちろんデザートで締めとなります。
所在地
お店は伊奈波神社の近くにあり、古民家を利用した建物はとても趣があります。お店の前の通りは御鮨街道で一方通行となっています。駐車場がちょっと離れていて、お店のかなり手前にあるので、見逃してしまうと戻ってくるのに厄介なので、気をつけてください。
住所 岐阜県岐阜市米屋町9番地
電話 058-214-8960
営業時間 【平日】お昼の部 午前11時30分から午後2時30分(LO)まで 夜の部 午後5時30分から午後11時まで(LO午後10時まで) 【土日祝】お昼の部 午前11時から午後3時(LO)まで 夜の部 午後5時30分から午後11時まで(LO午後10時まで)
定休日 火曜日(祝日の場合は営業)