自転車で観光しましょう

JR岐阜駅南口のレンタサイクルポートで自転車を借りて、柳ヶ瀬の神田町4の交差点まで来ました。柳ヶ瀬を抜けて長良橋通りまで来たところからの続きになります。さて、また観光しながら岐阜公園を目指しましょう。

目次

水道山と橿森神社

長良橋通りのスクランブル交差点(神田町4)を美殿町方面(東)へ渡ってください。そして左に曲がって直進すると、最初の路地を入ったところはパンシノンです。さらに直進して大きな交差点まで進んでください。交差点の向こうには、角にぜにやさんがあるのが見えます。車であればここをさらに直進するよう案内するところですが、自転車で直進するのは味気ないので、交差点を渡ったら、右折しましょう。すると、道路の突き当たりに、水道山が見えます。その麓にあるのが橿森神社です。

金華山から大小の山々が連なり、いろいろな名前がつけられているものの、この水道山が一番なじみがあります。というのも、この水道山の麓には、梅で有名な梅林公園や橿森神社があり、金華山ドライブウェイの展望台は水道山にあるからです。そして、柳ヶ瀬からすぐの所にあるのです。

橿森神社は、栢森公園の北側にあり、お祀りされている神様が、伊奈波神社にお祀りされている五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)と金神社にお祀りされている渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)のお子様である市隼雄命(いちはやおのみこと)であるため、子どもの守り神とされています。JR岐阜駅から自転車でめぐると、この親子の神社すべてを制覇できますよ。

御鮨街道

橿森神社にお参りしたら、若宮町1の交差点まで戻ってください。ここから、御鮨街道を北上しましょう。御鮨街道は、長良川で取れた鮎を江戸時代将軍家に献上した時に運んだルートです。ベージュ色の道路が御鮨街道の目印となっています。

若宮町1の交差点に戻りますが、この交差点の角にある日本料理の後藤家は、お昼には千円台でランチがいただけるおすすめのお店です。そして、御鮨街道に沿って北隣にあるのが、アイスクリームで有名なラコントです。

岐阜提灯のオゼキ

ここから500メートルほど北上すると、小熊町2の交差点に着きます。この交差点の北東角にあるのは、岐阜市の伝統工芸である岐阜提灯の会社オゼキさんです。提灯と言っても、数千円で買える代物ではなく何万、何十万とするので、気軽にお店に入ることもできず、一度もお店に入ったことはありません。でも、そんなお高い提灯が売れるのか?と思うのですが、海外輸出でもされているのか、会社は健在です。外から少し見える店内はやさしい色合いの提灯が垣間見られます。

円龍寺の大イチョウ

さらに、この交差点を右に曲がり100メートルほど行くと、右手に円龍寺というお寺があります。バス停の前なのですぐに分かります。このお寺の入り口には天然記念物に指定された大きな大きなイチョウの木があります。まわりに門などの建造物があって窮屈そうに私には見えますが、黄色に紅葉する姿が美しいのでちょっと寄り道して見てみてください。写真はまだ青々としていますが。

では、また小熊町2の交差点に戻って北上しましょう。200メートルくらい北上すると、車は進入禁止になってしまいます。岐阜公園方面から南進するだけの一方通行の道になるのですが、知らないと誤って進入してしまいそうです。実際、他県出身の知り合いは、進入しちゃったそうですよ。交差点は進入禁止の標識を見やすい位置に設置したり、進入路を狭くしたりして工夫はしているんですけどね。車で通る人は、気を付けてくださいね。車の人は、左折して最初の信号を右折して、長良橋通りに出ましょう。ここまで来たら岐阜公園まではあと少しです。自転車はこのまま北上しますよ。この続きはこちらです。